◆ ドラゴンクエスト小説について。
【Character】
このページです。小説における、キャラの細かい紹介。小説のコンテンツのほとんどは、この設定に基づいて書いてあります。参考になさってください。
【short & short】
短編・中編小説が置かれています。ここでは、ほぼ2次創作が中心となり、設定は【Character】設定に基づいて、メイン小説「darkness of soul」で描かれていない一場面や、ゲーム前後のお話が中心となります。直接、メイン小説とは関連はありませんが、加味して読んでいただければ、より楽しんでいただけると思います。
【Darkness of soul (main story)】
メインストーリーとなります。Long storyでは、5章を勇者の視点から、side storyでは、勇者を取り巻く人々(導かれし者たちを含む)の視点から追っていきます。
short & short とこのmain storyでは、ゲーム上でのキャラの設定とは異なり、【Character】設定で進んでいきますので、ご注意ください。
【Request novel】
皆様からより頂いた、キリ番リクエストにお答えして描いている小説集です。
上記にありますショートストーリー・メインストーリーとは関連がありません。キャラの設定は、【Character】設定のままです。
メインストーリーにて、勇者の性格などが冒険が進むに連れて変化していきますが、リクエストノベルでは、どんなに冒険が進んだ場所のお話でも、キャラの性格は設定当時のままですので、ご注意ください。
【Memorial novel】
ここは、勇者ユーリルの物語が中心になっております。ありえるはずのない、PS版DQ4の、6章後のお話が中心となります。
サイトの記念日などのみの更新となっています。
勇者はユーリルですので、上記のカテゴリとは関連がありませんが、導かれし者たちのキャラ設定は、改めましてキャラ紹介がありますので、そちらをご参照ください。
お話などはまったく関係がありませんので、別物として読んでいただければ、幸いです。
導かれし者たち
小説上における、各キャラの性格設定です。
一読くだされば、作品に入りやすいかと。。
勇者・
年齢:17歳(5章時)
身長:175p
体重:68s
毒づくことが大好きな(?)多感なお年頃の勇者・。
考え込むことが癖で、面倒なことは大嫌い。どうやったら自分が楽して生きられるかということを最優先に考え、内面と外面のギャップは激しいです。
内では、どーでも良いと世間を罵り、仲間を馬鹿にし、見下したものの考え方しか出来ません。それは、彼が育った環境があまりにも閉鎖過ぎたために、本来であれば優しい心を村人から教わったはずですが、逆に疑問ばかりが募り、結果、彼の心はすさんでいきました。
彼の心を知る者は、あまりにも少なすぎます。外面では、そんな様子は一切見せず、穏やかな表情を浮かべ、勇者らしすぎる行動を見せます。
かけられた期待の大きさと、心が、伴っていない勇者・。
そんな彼が、勇者として、一人の人間としてどう成長していくかが、小説のメインとなります。
王宮戦士・ライアン
年齢
29歳(1章時)
34歳(5章時)
身長:189p
体重:87s
故国バトランドを旅立ち、壮年を勇者捜しに明け暮れた王宮戦士ライアン。
争い事を好まない反面、自分の生きる場所は戦場にしかないことを知っている、孤独な戦士。振るう剣に迷いが出たことはないですが、そのことで、彼は酷く己を嫌っています。
何故戦うのか。世界のため? 勇者のため? 仲間のため? 自分のため? 答えは見付からず、混迷しながら旅をしています。
確かに、自分が行っている事は正しいことかもしれないけれど、そのために、何百もの魔物や悪しき心に囚われた人間を殺して、前に進むことが、果たして正しいのかどうかと、ライアンは疑問に思っています。
もっと他に道はないのか。彼が囚われる闇は根深く、悲しみに包まれています。
他、女性にあまり免疫がないのも特徴。
王女・アリーナ
年齢
15歳(2章時)
18歳(5章時)
身長:158p
体重:46s
言わずと知れた、サントハイム国の王女にして第一王位継承者。
おてんば姫と名高く、貴金属で着飾るより、宮廷での淑女たちの談笑に加わるよりも、魔物と格闘、自らの鍛錬の方が楽しいと豪語する、稀なお姫様。
愛くるしい顔立ちながらも、気丈で、多少わがままな一面もありますが、その戦闘能力は格闘家としても、随一を誇ります。
しかし反面、その気の強さから、悲しみを表に出そうとはせず、一人耐え抜こうとすることもしばしば。少女らしからぬ言動は、そんな彼女の心を反映してかからかもしれません。
他人が心の中に入ってくるのを酷く嫌っています。しかし、たった一人、彼女の心に触れるという、唯一許された特権の持ち主は、幼なじみで従者でもあるクリフトのみ。そのことに、彼女は気付いてはいないのでしょうが・・・。恋愛には多少なりとも興味があるようです。
神官・クリフト
年齢
17歳(2章時)
20歳(5章時)
身長:179p
体重:68s
サントハイム国に仕える、神官クリフト。アリーナ姫の従者です。
神官職という神の教えを説く地位にいながらにして、神を信じ切れていない迷える聖職者。本来であれば、神の奇跡など扱えないはずなのですが、アリーナを想う一途な心から、神秘の力を扱うことが出来ます。
彼女を守るために力を追求したため、生死をも操る禁呪を使いこなす彼は、実は国内外からも恐れられる存在です。
けれども、人前ではそんな様子は微塵も見せません。一人で悩み、苦しみ、誰も寄せ付けず、闇に身を投じているのです。
信じるべきものは、アリーナ姫のみ。彼女が絶対無二の神。彼女のためならば、彼はどんな苦しみでも耐え抜いてしまうのでしょう。
悲しき思いを胸に秘めて、彼はいつも、笑顔を浮かべています。そうして自分を偽ることで、アリーナへの想いを隠しているんです。
老師・ブライ
年齢
63歳(2章時)
66歳(5章時)
身長:139p
体重:40s
サントハイム国に仕える、魔法使いブライ。サントハイム現王の信頼を一身に集め、その娘であるアリーナの教育係。
同時に、従者としてクリフトと共にアリーナの旅の手助けをする、元気な老人。
サントハイム国では知らない者はいないとまで言わしめるほどの、氷系の魔術の使い手であり、その名は世界でも通っています。
アリーナだけではなく、クリフトのことも気にかけており、孫のように思っていますが、アリーナとクリフトには、教育係らしく少し厳しい面も。
陽気なおじいちゃんという一面が強いですが、過ごしてきた年月の重さはかなりのもので、知識、その他の人生経験は、豊富です。
楽しいことも、悲しいことも含めて。
今しかない時間を、この瞬間の重みを知る彼は、誰よりも時間の大切さを知っている人物でしょう。
武器屋・トルネコ
年齢
35歳(3章時)
37歳(5章時)
身長:168p
体重:89s
商人・トルネコと言ったら、中央大陸で知らない者はいない大商人にまで成長する武器屋トルネコ。ひょんなことから聞いた伝説の武具に魅了され、そのために家族をエンドールに残し、旅を続けています。
恰幅の良い体型に比例して、気質も大らかで、人当たりも良いですが、お金の計算は早いようです。
パーティでの戦闘には不向きですが、トルネコがいなければ、とっくに破綻を迎えていたでしょう。目利きの腕は抜群で、武器のみならず、他の防具や道具の鑑定眼も、彼の右に出る者はいないでしょう。若い頃の行商で鍛えたからか、その眼力は感嘆を誘います。
唯一の既婚者で、パーティのお父さん的な存在のトルネコ。気付かない気配りをし、時にはくだらない駄洒落が、皆の活力となっているようです。
踊り子・マーニャ
年齢
23歳(4章時)
24歳(5章時)
身長:171p
体重:51s
モンバーバラだけでなく、その噂は至るところで聞くことが出来る舞姫・マーニャ。見る者を圧倒するその踊りに、癒される人も多いはずです。
爆炎系の魔法を自在に操る魔法使いでもあるのですが、そちらの方を知っている人は少ないようです。
ですが、マーニャは妹であるミネアにも悟らせないような闇を心に持っています。それは、復讐という名の殺意。ともすれば、それに関わった人間の全てを屠ろうという、危険思想を有してします。少しでも父親の殺害に関わった人間を、許してはおけないと。許そうなんてことは考えていません。彼女の心は、常に誰かを恨んでいるのです。
情熱的な踊りは、その心の裏なのかも知れません。踊ることで、彼女自身を癒し、そして同時に、恨みの再確認をしているのでしょう。
占い師・ミネア
年齢
19歳(4章時)
20歳(5章時)
身長:170p
体重:48s
占い師としての気質は天性のものであり、迷える人間に道を示す灯りとして、その腕は確かなミネア。
占師としてだけでなく、回復魔法や聖なる風も操り、巫女としての資質も兼ね備えているマーニャの実妹。
物事を悲観して見がちなところを持つなど、燃えさかる炎のような気性の荒いマーニャとは対照的に、穏やかな夜の海のような包容力と、神秘さを持つ彼女ですが、やはり父を殺されたことによる恨みはあります。けれど、それに全てが囚われているのではなく、真実の追究を一番に考えているようです。
後悔に苛まれるという一面を持つなど、時折後ろ向きな側面も見せますが、慈愛に満ち、聖女のようなその微笑みだけでも、見る者を癒すでしょう。
2008.4.13改訂